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カテゴリ:イギリス映画( 8 )

その邦題は

THE IMPORTANCE OF BEING EARNESTが邦題「アーネスト式プロポーズ」……って、なんだかすごいね、と先日話題にしていたのですけれど。だって、この邦題でオスカー・ワイルドはどう考えても思い浮かばないから。いや、「アーネスト」でピンとこないといけないのかなあ。でも実際、DVDの存在に気づいたのは最近。

まあ、こういうのはお笑いネタになるのでいいのですが、まさかの作品にまさかの邦題でおちこむことも。たとえば「ブライズヘッドふたたび」。グラナダテレビ版(超傑作)も「華麗なる貴族」で壮絶でしたが、なんとこんどは「情愛と友情」だって。ああ、気づかなかったし、なんだかどっと疲れが……。脚本家が「高慢と偏見」の人だから? それにしても、日本の映画配給会社は、いったい誰にみてもらいたいんだろう。
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by supersonicxxx | 2009-08-16 23:48 | イギリス映画

ダロウェイ夫人(1997年)

NHKBSでやってたので再見しました「ダロウェイ夫人」。老年の女性の、ある一日のモノローグという、非常にむずかしい素材を映画化した秀作です。

実際のところ、ヴァネッサ・レッドグイブの凛としたたたずまいで成り立っている映画なんですが、その凛とした彼女がシェルショック(戦争後遺症)の青年の自死にある種のあこがれを抱くシーンはちょっとぞくっとします。そう、原作はヴァージニア・ウルフなので……。
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by supersonicxxx | 2007-06-26 01:16 | イギリス映画

テス

どこからどこまで、すべてが一幅の絵のようだ。そして、なんてかたくなでけなげで愚かで哀れなんだ、テス~。

NHKBSでやってるんで、ついついみちゃってます。何度観ても十代のナスターシャ・キンスキーは美しい! このあと、サービスたっぷりの女優さんになってしまったのに、このときはほんとに乙女でしたね。トマス・ハーディの薄幸のヒロインと、少女期の幼さがまだのこるキンスキーの魅力が完璧にマッチ。フィルムごと、世界の宝ってかんじ。

しか~し。私は遊び人の悪い奴、アレックがせめられませんわ。けっこうイイ奴なんだよね、正直で。エンジェルなんて、ただの狭量なバカじゃない。

今日、たまたまトマス・ハーディの「日陰者ジュード」を読んでうちのめされてたので、なんかツボでした。「ジュード」もテスとすごくキャラクターがにてるんですよ。純粋なのに頑固で。でも、同じ悲劇的キャラクターでも、女性に翻弄されるぶん、バカみちゃうんだよね。小説の題材として、悪い男にだまされる女性は愚かで哀れ。悪い女にだまされる男性はバカ? 対して、駄目な女に振り回される男性は哀れで、駄目な男にだまされる女性はバカ? むむむ。
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by supersonicxxx | 2007-02-27 02:56 | イギリス映画

キス・キス・バン・バン

NHKBSでやってたんですけど、ジュリアーノ・ジェンマのそれだと思ってみはじめたので、びっくりしました。みんな英語しゃべってるって。

なんか、役者はよいし、映像もおしゃれだし(色あせたような60年代風のファッション&美術がなかなか)、サントラもおしゃれだし(これまた60年代風)、フィルムノワールにイタリアンテイストふりかける感覚はいかにもで悪くはないのだけれど、絵に描いたような「ハート・ウォーミング」映画なのがなあ……。サントラが突出してよくできてるのもなあ……。むう。なんか、90年代以降のありがちな英国映画の佳作すぎてちょっと私はものたらなかったです。あ、ポール・ベタニーくんかわいいので、そのへんはけっこうおいしかったです。ちょっとおすすめ。
キス★キス★バン★バン
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by supersonicxxx | 2007-01-24 01:47 | イギリス映画

麦の穂をゆらす風

ケン・ローチの新作はアイルランド独立運動をあつかったものらしいです。今月公開。ひさしぶりに重そうな新作、とても楽しみです。英国史の暗部、このところ中東問題でわすれられがちですが、さすがローチ先生、こういうものを用意していたのですね。あ、そうそう、パルムドールをもらっているので、構想だおれというか、解決できない問題にふみこんでにっちもさっちも、カタルシスなし、といった傾向のつよい近年の作品とちがってひょっとしてすごいよい作品なのかもしれません。
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by supersonicxxx | 2006-11-10 16:38 | イギリス映画

ヴィトゲンシュタイン

友人が映画「ヴィトゲンシュタイン」を観たことがないというので、いまでは廉価版もでてるし、必見の映画だからプレゼントするよってなことになりました。善は急げで、今日中に手に入れようと思い、amazonではなくて山野楽器で買うことしました。しかし、外は30度超えてて暑いから空振りするのいやだし、――で電話をして、店頭在庫を確認してから出かけることにしました。以下、電話。

店員「映画のタイトルはなんでしょうか?」「ヴィトゲン……」「?」「ヴィトゲン……」「べべべん?」ぜんぜんききとっていただけません。私の発音が悪いのでしょう、まったく通じません。「うにてんてん、ヴァイオリンのヴァ・ヴィ……」とか、大声でいってみましたが、店員はそんな映画はデータにないといいます。

店員「誰か、出演している人の名前を言って下さい」「監督はデレク・ジャーマンなんですけど」「?」「デレク」「れれれ?」こいつはいかん! 私はたいそう滑舌が悪いらしい。店員「失礼ですが、発売されているものでしょうか」「amazonでは廉価版があるってデータがでてきますけど」「失礼しました、それでは探してみます」う~ん、amazonは魔法のことば! ちゃんとききとれてるじゃないか! ないと思って検索するからないんだってばよ。ここでは省いてますが、発売元はアップリンクとも説明してんのによ。待つことしばし。「残念ですが、店頭在庫、切らしております。お取り寄せなさいますか?」「……申し訳ありませんが、amazonで買います」

これだからamazonがナンバーワンになっちゃうんだよ!
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by supersonicxxx | 2006-08-04 13:23 | イギリス映画

あの胸にもういちど(1968年)

近年でたDVDのなかでもっともみたかったのがコレ。ショウガクセイのときに、昼下がりにみて衝撃をうけた一本。マリアンヌ・フェイスフルが全裸に黒革ライダースーツだけを身にまとい、愛人のアラン・ドロン(絶頂期のイイ男ぶりがみもの)のもとにハーレイダヴィッドソンを走らせるという、ただそれだけの映画なのですが――。回想シーンで挿入されるアラン・ドロンとマリアンヌ・フェイスフルの抱擁シーンが、それはきれいできれいで、しかもドラマのなかで現在進行形で疾走しているマリアンヌ嬢はジッパーひとつおろせば全裸。ですから、見ているほうも、ヒロインも、ひたすらジッパーをおろすシーンをめざしてひた走るわけです。これはもう、ショウガクセイでもわかってしまう物語ですね。そしてラスト、衝撃です。うう、なんどみてもせつないですう。

これの原作がマンディアルグの「オードバイ」だとか、あとから知ったわけですが、今、あらためてみると、この映画は原作とは別物ですね。原作はより耽美的というか、少女の妄想が、性的なんだけど硬質で、処女性が強くていかにも女の子が好みそうな倒錯的エロティシズムが満ちあふれた世界にしたててあるんですが(ヒロインの恋人、大学教授なので、少女を指導するにはうってつけのアイコンか)、映画は薔薇でぺしぺしやってしまうところなんか、もやもやしちゃって、ドロンとの初夜ももやもや、二人の関係をシンボリックに描いたサーカスシーンももやもやしてて、全体にマイルドです。マリアンヌ・フェイスフルは幼顔だし(でも、このときすでに「キース・リチャーズが逮捕されたときになぜか全裸でカーペットにくるまってた事件」のあとですよね)、なんだかとてもメランコリックな印象。それだけに、ヒロインがせつなくて、会いたい人に会いたいという気持ちだけがひしひしと。いまみると、これってけっこう純情なおはなしかもしれないです。

英吉利でロケしたそうですが、ハイデルベルクの街はちゃんと撮影してますね。哲学の小径を爆走してたのでしょうか(あれは対岸か)。よくみると、街中でハーレイに乗っているスタントはマリアンヌ・フェイスフルのウエストの三倍はある胴回りをしてますよ。彼女が乗っているシーンは車の後ろに牽引されたハンドルにつかまってるだけなのがバレバレですが(でないと360度一回転できない)、まあ、いいんだって、それで。DVDには「赤い靴」の撮影もこなしたカーディフ監督のコメンタリーがはいってました。貴重。
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by supersonicxxx | 2005-04-28 14:26 | イギリス映画

リベンジャーズ・トラジディ(2002年)

悲しいかな、この映画が2003年劇場公開されていたことに気づきませんでした。先日ミュージック・ショップでこの映画のTシャツ付きDVD BOXをみて映画自体の存在に初めて気づいたような次第で。監督アレックス・コックス、主演クリストファー・エクルストン、原作トーマス・ミドルトン、これだけでツボつかれまくりなんで、密林から通常版をとりよせる手間をおしんでTシャツつきDVDを買ってしまいました。でっかく「REVENGE」ってかいてある髑髏Tシャツなんですけど……(サイズMですが、男性にはちと小さいのでは)。

トーマス・ミドルトン(あるいはシリル・ターナーとも)の戯曲『復讐者の悲劇』をアレックス・コックスが映画化した一本です。話は単純で、悪党一家に牛耳られた街があって、悪党のボス「デューク」に恋人を横恋慕され結婚式の席上で惨殺された男が、十年の時をへて復讐にたちあがる、というオハナシ。まんまマカロニ・ウエスタンのような話で、マカロニ好きの監督アレックス・コックスが大学生時代に「おもしれえ!」と思うのもなっとくのエリザベス朝流血劇の代表作です(実際にはエリザベスのつぎの時代の戯曲)。

主人公の復讐者(リベンジャー)役のクリストファー・エクルストンは、いつもの思い詰めた怖い顔で、恋人を殺された怨みをはらす執念の男を好演。戯曲冒頭のハムレットのパロディ、恋人の頭蓋骨に語りかけながら復讐を誓うクレイジーな独白がかっこいいです。実の妹を美人局につかい、デュークとその極道息子たちに近づき、破滅させてゆきます。デューク役は低予算映画でもひきうける名優デレク・ジャコビ(カドフェル神父と同じ人とは思えない「ヒヒじじい」役を楽しそうにやってます)、デュークの息子役にエディ・イザードが。エディ・イザードはほとんどすっぴんで(以前のイメージにくらべてですけど)、格調高い台詞もこなし、非常にまじめに演劇してます。おどろきました。

舞台はルネサンスのイタリアではなく、近未来のリヴァプール。設定も微妙に修正されています。DVDのジャケットがギラギラしたポップなものなので、映像もかなりキッチュで暴力的なものを想像して観たのですが、これが意外と正当派。戯曲の解釈なども意外なほどまっとうで、流血シーンも、やってることはけっこうエグいんですが常識の範囲内だと思います。舞台設定を近未来にしたのは、低予算映画として当然のなりゆきだったらしいですが、リヴァプールの廃墟のような街角で撮った映像が殺伐としていて、いつの時代にもきえることのない貧富の差、永遠につづくねたみと欲望、憎しみの循環ようなものを無言でかたるのに貢献しています。

DVDにはメイキング映像がはいっていて、エリザベス朝の演劇が、舞台をその時代の英国ではないどこか、たとえばイタリアなどに題材をとって描くという手法が、マカロニ・ウエスタンとどこか似ていると語るアレックス・コックスのコメントがおもしろかったです。架空の舞台だからこそ自由にいいたいことを仮託することができると。マカロニ・ウエスタンとメキシコ革命について語るイギリス人映画監督の映像をはじめてみましたよ……。「復讐」についてそれぞれコメントする監督(人を呪わば穴二つ)、主演俳優(復讐についてははっきりいって考えたことがある)、悪役俳優(あまり考えたことはないよ)が面白かったです。

ただ、個人的な好みからいうと、やはり復讐劇の演出はやたらと物を壊す(?)印象の強いアナーキーなリヴァプール味より、こってり耽美系イタリア味のほうがカタルシスがあっていいな……。実の妹を美人局に使ったり、デュークの親族が近親相姦にふけってたりする血のエロティシズムがあっさり風味なんですよね。俳優の演技をこぼれんばかりにフィルムに焼き付ける舞台のような演出は素晴らしいのですが、原作の持つそのへんはアレックス・コックスの資質ではないんでしょう。
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by supersonicxxx | 2005-01-11 02:00 | イギリス映画