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by supersonicxxx
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緑の館(1959)

なんだこりゃ。ヘプバーン主演でタイトルは有名だけど、ほめる人もあまりいないので、ここまでみないできちゃいました。ゆえに、今回はじめてみました(NHKBSでオンエア)。まったくつまらないわけではないので、最後どうなるんかな~とつらつらみましたが、こりゃいかんです。

老人と少女が森のなかでくらしていて、若者(アンソニー・パーキンスがかわいい)が来て恋におちて……、というのはなんとなく「テンペスト」みたいでいいんですけど、話がものすごくて。やっぱり、南米のジャングルを舞台にした作品というと、「フィツカラルド」とか「ミッション」とかいろいろあるわけで、ああいう自然と格闘し、原住民に畏怖をおぼえっていう作品を知っている頭でこの映画をみると、すごい雑でびっくり。「黒い絨毯」が名作にみえます。なんといっても、原住民がやたら凶暴なんですよ~。ヒロインまで丸焼きにしようとするし。この凶暴さはなんなんでしょ。

原住民が、いっそ言葉がまったくつうじないなら、誤解も生じるだろうし、その物言わぬ怖さっていうのもわかる気がするけれど、凶暴なのに英語を丁寧にしゃべるからなんかびっくり。裸族の踊りのシーンもやたら長いし(しかも、すごくブキミに撮ってます。メル・ファーラー、あんたって……)。エスニックな味がするのにこの無神経さ、よくわかりませんでした。まあ、この当時って、これくらい南米って、怖い印象があったのかな。原作があるそうですけど、原作もこんななんでしょうか。

でも、一番ゆるせないのは子鹿が死んでたこと! なぜ殺されるんだ、まったくわかりません。
by supersonicxxx | 2007-04-10 02:45 | アメリカ映画